本科生活技能科

 生活技能科は、全国でも数少ない視覚障がい(全盲・弱視)と他の障がいを併せ有する生徒のための職業学科です。
 視覚障がいに加え、学習の定着に時間を要する、対人関係、環境変化への対応が苦手といった生徒を対象に、一人一人の社会自立を目指した内容の教育を行います。生活力を高める学習や「職業」の授業での作業・生活単元学習・自立活動、産業現場等における実習(現場実習)を行う中で、進路を決定していきます。卒業後の進路には、就労継続支援A・B型事業所や生活介護施設などがあります。

 生活技能科では、社会自立に必要な生活力、表現力を向上させ、実践的な作業ができる人間を育成します。福祉的就労または一般的な就労を目指し、週10時間の「職業」の授業での作業、年2回(計4週間)の産業現場等における実習(現場実習)を行いながら、一人一人に応じた進路実現に向けて学習に取り組んでいます。

年間目標

(1)挨拶や自分の気持ちを伝える等のコミュニケーション能力を育成する。
(2)生徒の評価に基づいた学習活動を実施する。
(3)生徒・保護者等が希望を抱けるような、進路実現に向けたカリキュラムを構築する。

・生徒の居住地での現場実習
・体験活動を重視した校外学習(毎学期1回)