専攻科研修科
学科紹介
専攻科研修科は全コース１年課程で、臨床に必要な総合的な知識と技術の習得を目指す産業理療コースや、基礎的な技術力の向上を目指す再研修コース、国家試験の受験対策指導を行う情報コースの３コースが設置されています。
教育目標
理療に関する専門的知識・技術を習得させ、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師としての資質の向上を図り、職域拡大や社会のニーズに対応できる能力を養う。
(1) 産業理療コース
理療の有資格者を対象に、高度で実践的な知識や技術を習得させ、産業衛生、スポーツ分野や高齢者医療等で理療を応用する知識や技能の向上を図ります。ヘルスキーパー等の就労や施術所開設を目指すアドバンスコースです。
(2) 再研修コース
理療の有資格者を対象に、実践的な知識の習得や技能の向上を図ります。生徒自身のニーズに合った就労や施術所開設を目指すベーシックコースです。
(3) 情報コース
理療の国家試験受験資格を有し、職業自立が可能な者に対して、資格取得に向けた学力を養成するとともに、施術者として求められる実技等の基本的な能力を育成します。
年間目標
(1) 主体的に知識や技術の研鑽を図ることができる環境を構築する。
ア. 学科全体でＩＣＴを活用した授業実践に取り組む。ＩＣＴを活用し、自身の知識や技術の向上に取り組むことができる場面設定を推進する。
イ. 校外臨床実習の実習先や回数等を整備する。実技系科目全体における指導体制の一体化を図る。
ウ. 外部講師との協議を密にし、実態やニーズに応じた指導内容を設定する。
エ. 学科会議において、生徒個々の課題やニーズ等を定期的に協議し、カリキュラム・マネジメントを進める。
(2) 校内外において関係機関等と連携し、教育活動・進路指導・広報の充実を図る。
ア．福岡県庁での校外臨床実習では理療の啓発に努め、今後の継続的な実習実現に繋げる。
イ．自主研修を推進するとともに、就労における課題を雇用先と密に協議しながら課題解決を図る。
ウ．近隣の視覚障がい教育校を直接訪問するなどし、研修科における卒後教育の実態や魅力を啓発する。
エ、個々の実態や進路希望に合わせた職場見学実習を推進するとともに、業務を体験できる実習形態の実現を模索する。
オ、大学、学会・研究会、企業等と連携し、最新の知見に基づいた指導内容を取り入れる。
主な取組
・著名な講師陣を招聘しての魅力ある授業
・附属臨床研修センターにおける臨床実習
・整骨院等での自主研修（アルバイト）
・オンライン授業（筑波技術大学東西医学統合医療センター）
・校外臨床実習（福岡県庁、朝倉市健康福祉館 等）
・解剖見学実習（九州大学）
・医療機関、治療院、ヘルスキーパー雇用企業等への職場見学実習
・筑紫野市カミーリヤフェスティバル及び本校文化祭での理療奉仕活動
・情報コースの模擬試験（年７回程度）
